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「藤野邦夫氏のデタラメを徹底批判する」 進化したガン免疫療法

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「藤野邦夫氏のデタラメを徹底批判する」



文藝春秋 2009年 02月号

独占掲載。尊敬していた筑紫哲也さん(↑)の壮絶な生と死の記録。
反論のコメントを頂きましたので、ここで掲載させていただきます。

「報道ステーション」の藤野邦夫さんのがん難民コーディネーターとしての特集については、報道直後から批判、反論も寄せられているようです。どちらに傾くのではなく、あくまでそれは選択であり、個人の意思によって選ばれるべき道です。一方で現実的には情報の量や質、生々しい話では預金や生活環境等の限られた条件の中で、その選択は限定的である(更に緊急であり重要である)のも事実です。その限定的である選択の余地が(報道等によって)広がるのは好ましいことだと思います。しかしながら、仮に情報自体がいたずらに歪曲されたり、善悪や、全体像の良し悪し(イメージ)が妄信を植え付け、そこへ漬け込もうとすれば、新たな「余地」も生まれてきます。それは悪なのかもしれません。今回のコメントも非常に参考になると考え、ここでご紹介させていただきます。

以下、コメント通りです。

「良くお読み下さい 臨床医のひとり言

<報道ステーションで取り上げられた
 ”がん難民コーディネーターなるもの”
 藤野邦夫氏のデタラメを徹底批判する>

2009年1月22日にテレビ朝日のニュース番組で、”がん難民コーディネーター”なるものが (ちなみにこういう国家資格はありません。あくまでも自称。)取り上げられ、期待半分不安半分で見ました。

結果はこれから記すように大変がっかり、いや怒りさえおぼえさせられる内容でした。
自称であろうとなかろうと”がん難民コーディネーター”が本当にがん患者さんのためになるものなら、 これほど歓迎する話はありません。
しかしこの番組や彼を取り上げた雑誌等を見る限り、藤野氏はデタラメを信じさせるような怪しげな医者と結託して、 がん患者により良い治療から目を背けさせているように思えます。

まず藤野氏に問いたい。


(質問1)
ホメオパシー治療が本当にがん患者に必要な医療であると考える根拠はなにか?
がん患者の延命・症状緩和に効果が認められたという論文は1つでもあるのか?

もちろんそれは世界的に評価が高い(インパクトファクターが高い)論文に限定されます。 (あなたのお仲間の医者たちがつるんでいる例の研究会の論文では駄目です。)
ちなみに私のほうはホメオパシーを受けた患者の治療成績がプラセボを処方された患者の成績と変わらないという 論文を証拠として提出できます。
→(Lancet, 366(9487) 726-732, 2005)

(質問2)
あなたの言うような免疫力を高める治療をして「医者から余命3ヵ月以内と診断されても 10年以上生きているがん患者さんが数万人以上いる」というのは事実なのか? それが事実なら証拠を示して欲しい。

もしそれが翻訳された本の内容だとしても、翻訳者である藤野氏の責任において、その本の著者に 事実かどうか証拠を提出するよう求めるべきです。
またご自分の経験からでも、あなたの言うとおりに免疫力を高める治療をして10年以上生存している人が いるのなら、具体的に何名で、そうした治療法を行った人のうちどれ位の確率で生存に成功したか、 データを提出するべきでしょう。

(質問3)
あなたのお仲間のお医者さんは番組で 「理論的なエビデンスがないものはいっぱいあります。(中略)西洋医学も中国医学もホメオパシーと 一緒に考えていけばいいわけですよ。」などと話していたが、藤野氏も同じ考えと捉えてよろしいか?

エビデンスがあり効果が確かめられている西洋治療法と、何も効果が立証されず科学的な理論もない ホメオパシーがなぜ同じ次元で評価されるのですか?理由を教えてください。
上記のような考えをお持ちできちんとした理由も示せないならば、あなたは理論や効果が確かめられている 治療法の論文や学会の報告を読んだ事もなく、勝手に自分の理論を組み立ててがん患者に押し付けている 詐欺師の類と疑われても仕方がないのではないでしょうか。


日本のがん治療の問題点は確かにあります。


(問題点1)
まだ使用していない薬があるにもかかわらず「もう治療法はない」と言う がん専門病院の医師たちが存在する。

(問題点2)
その患者患者で治療の副作用、効き方が千差万別であるのに、標準治療法に固執し、 同じパターンでしか治療できないマニュアル医師が、がん専門病院に多い。

(問題点3)
病院、医局の方針等でがん患者に対して最適な治療法を行えないことがしばしばある。
既に優位性が確かめられている治療法ではなく、医局の方針どおりの治療法に固執する例は少なくない。

(問題点4)
多臓器がんや高齢者、心臓・肝臓・腎臓などの機能低下例、珍しい組織のがんなどの例では、 がん拠点病院や大学病院などでも途端に治療法が分からない機能不全に陥る事が少なくない。


だからこそ、がん難民化を防止するには他人任せではいけないのです。 これは厚生労働省やがん拠点病院だけの責任ではありません。
がん難民化は、藤野氏の言うような免疫療法に逃げ込む事で防げるようなものではありません。
何度もこのサイト(注1)で主張していますが、がん患者一人ひとりが自分の病気のことを良く勉強し、 自分の社会的条件にあう治療法を選択することで、初めてがん難民にならずに済むのです。

日本のがん治療のあり方を批判し、独特の闘い方をしている医師もいます。
彼らの言うことをすべて肯定するわけではありませんが、例えば少量休眠療法や超少量休眠療法と称して がん治療を行う医師もいます。またがん専門医から見捨てられたがん患者に生きがいを持たせることで、 がんと闘う気力を呼び起こし再びがんに立ち向かえるよう導く方法を取る医師もいます。
しかし「がんと闘うのはがん患者の免疫」という藤野氏の主張に何ら根拠はありません。
免疫力を低下させないようにがん治療を行うことと、免疫力を上げる治療でがんと闘うことは 全く別問題です。

免疫力を上げることでがんを治療するのではなく、患者のQOLを向上させるというなら 可能性があるでしょう。このことは否定しません。
従い、抗がん剤治療で免疫力が低下したがん患者に対して免疫力を上げる治療を併用する事は肯定できるとしても 「免疫力を上げる治療が、がんに効果がある」というのはありえません。

藤野氏のデタラメは、知識と判断力がない人でも入り込みやすいように「免疫力でがんは治る」と思わせ、 決して「がん患者のQOLを上げるために免疫治療を行いましょう」とは言わないことです。
彼のしていることは、がん患者が飛びつきやすい「治る」という言葉を多用する、似非療法を 唱える詐欺師たちとまるで同じように見えるのです。 (少し前までの健康食品の宣伝、バイブル本を思い出してください)
さらにマスコミが大好きな「無料の相談」という言葉で信用を得ようとするところも、まさに 健康食品や免疫療法などの勉強会への参加を無料にしたり、最初の1ヵ月分を無料にする悪徳業者の姿とだぶります。
これではとても信用できません。

藤野氏の最大の罪は、がん難民に対してホメオパシー治療を薦めている事ではありません。 愚かな選択とは言え、そうした治療法を選んでしまったのはあくまでもその患者の自己判断、自己責任だからです。
一番の問題は、がん難民の置かれている現状、問題点、解決策から意図的に目をそらさせ、 問題点を拡散させ、解決から遠ざけていることです。
失礼ながら藤野氏の肩書きは”がん難民コーディネーター”ではなく”がん難民生産コーディネーター”や ”がん難民目くらましコーディネーター”とするのが妥当でしょう。

では当の藤野氏の考えはともかく、彼を取り上げ”がん難民コーディネーター”とまで持ち上げて 世間にアピールした人たちの本当の狙いはどこにあるのでしょうか? つまり今回のような番組が制作されて本当に喜んでいるのは誰でしょうか?
言うまでもなく、自由診療の免疫療法や統合医療、そして民間療法や健康食品へ がん難民を誘導したい人たちです。

彼らが一番妨害したいのは、がん拠点病院の標準治療以外にも西洋医学的な治療法が残されていることを、 そしてそれがきちんとエビデンスがあり世界的に認められている治療法であることを、 がん難民に堂々と示している医師でしょう。

非常に批判的な文章となりましたが、私は藤野氏個人はそれほど悪人と思えないし、思いたくもありません。 彼はあくまでもがん難民に正しい解決策を教えたくない勢力に、その善意を利用されているだけなのだろうと思います。 お仲間のお医者さんもめくらましの役を主導的に演じていますが所詮は小物です。


(藤野氏及び藤野氏を取り上げたマスコミへの提案)

ご自分の主張にもし自信があるなら、そしてこれからも同様の活動を継続されるなら、 是非私と対談をしていただけるようこの場を借りて申し込みます。
ご自分の活動に信念と誇りがあるなら、またここに書かれた内容に誤解があると言うのなら、 是非討論させていただきたいと思います。 」

ここまで。

注1「http://2nd-opinion.jp/」←リンク先
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[ 2009/02/19 21:48 ] その他 | TB(0) | CM(0)
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